
近況

蒲田映画祭で「東京暮色」を鑑賞する。
2020年10月18日 近況
10月17日(土)13:30~ 第8回蒲田映画祭で、小津安二郎監督・野田高梧脚本の名作「東京暮色」を鑑賞させていただく。 有馬稲子さんが語られた撮影当時のエピソードに、小津監督の人柄とこだわりを確認できたことは、おおきな […]

「マダムと女房」…田中絹代の魅力
2020年07月28日 近況
7月21日、国立映画アーカイブで開催中の「松竹第一主義」の展示と、往時の映画を鑑賞してきた。 「マダムと女房」… 説明の必要もない日本初の本格的オール・トーキー、すなわち有声映画の名作である。 その歴史的意義についてはす […]

原田マハ著「キネマの神様」を読む
2020年06月02日 近況
「キネマの神様」(原田マハ著)を読んだ。 名画を心底愛する父郷直と、大手デベロッパーのシネコン担当課長(だった)娘歩39歳。 反目し合い壊れそうな父と娘、母。 経営難にあえぐ再就職先の映画雑誌社、社長と同僚たち、細々と名 […]

「城戸四郎 若き日の挑戦」について脱稿間近
2020年04月06日 近況
城戸四郎という人物は、つくづく傑出したプロデューサーだったと思うこの頃である。 昨年秋に「水島あやめの生涯 日本初の女流脚本家・少女小説作家」を上梓して以降、掲題のテーマをもとに執筆してきた。 30歳で松竹蒲田撮影所の所 […]

1927製作「つばさ」を鑑賞
2020年03月10日 近況
2020年3月9日(月)16:15~ 新宿シネマートで、第一回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「つばさ」を鑑賞してきた。 かつて読んだ「活動狂時代」児玉数夫著のなかに、「航空映画、空中戦物は、すべて、この『つばさ』を起 […]

2/18新宿シネマート「十誡」を観に行く(予定)
2020年02月14日 近況
この「十誡」は、1923年に、セシル・B・デミル監督が製作したパラマウント映画である。 2部構成で、134分という超大作。 第1部は旧約聖書の「出エジプト」をもとにし、第2部は現代のストーリーに翻案されているそうである。 […]

ジョン・フォード監督のサイレント映画「三悪人」を観に行く
2019年08月08日 近況
去る7月30日(火)、新宿シネマートライブで、佐々木亜希子氏の活弁、永田雅代氏の音楽による米・FOX製作「三悪人」を観てきた。 のちに「西部劇の神様」と呼ばれる名監督ジョン・フォードのサイレント作品で、原作はハーマン・ホ […]

近況(その3)…2018年秋
2018年09月30日 近況
歳月は、ほんとうに早く過ぎるものだ。 水島あやめの脚本家時代と小説家時代を、もういちど丁寧にたどる日々が、いつのまにか2年余りになってしまった。 しかし、この間にあらたに確認できたことは数多くあって、水島あやめの業績を、 […]

雑誌「キャレル」掲載記事のこと
2015年10月04日 近況
かなり以前のことになるが、雑誌「キャレル」8月号に、水島あやめについての記事が4ページにわたって掲載された。 昨年末ころから今年にかけて、新聞、雑誌などメディア関係の取材を受けることが増えている。 水島あやめについて知っ […]