1926年 脚本家時代

1月24日、この日発行の『蒲田週報』に、水島あやめの蒲田撮影所脚本部への正式入社が発表される。 5月1日、喜劇の大社会劇『お坊ちゃん』（原作水島あやめ、監督島津保次郎ほか）が、浅草電気館にて封切。大好評を博し、3週続映と […]

1927年 脚本家時代

1月、初めての恋愛喜劇『恋愛混戦』（監督島津保次郎）が公開される。 5月、雑誌『映画時代』創刊記念脚本募集に、のペンネームで応募した脚本『久遠の華』が当選するも、映画化は実現しなかった。 7月、雑誌『料理の友』（大日本料 […]

1928年 脚本家時代

1月、日本女子大学機関紙『家庭週報』に、一面を割いてあやめの実績と近況を掲載。「私達桜楓会員の非常な喜び」と紹介される。 2月、『故郷の空』（監督大久保忠素）が公開。 5月、『鉄の処女』（監督大久保忠素）が公開。 6月、 […]

1929年 脚本家時代

5月、『明け行く空』（監督斎藤寅次郎）が、浅草帝国館にて公開。 雑誌『少女の友』に連載された新井睦子の少女小説の映画化。フィルムはほぼ完全な形で現存し、挿入歌の楽譜も見つかっている。 8月、簡易保険の宣伝作品『親』（監督 […]

1930年 脚本家時代

2月、『現代奥様気質』（監督重宗務）が公開。 2月、『純情』（監督成瀬巳喜男）が公開。 7月、『モダン奥様』（監督重宗務）が公開。 10月28日、父団之助(隆雅)、東京下谷車坂の寓居で死去。享年68歳。

1931年 脚本家時代

2月、『美しき愛』(監督西尾佳雄)が公開。 6月、吉屋信子の小説の映画化第二弾『暴風雨の薔薇』（監督野村芳亭、野田高梧と共同脚本）が、浅草帝国館にて公開される。 ※同月、満州事変が勃発。15年間におよぶ長い戦争の時代に突 […]

1932年 脚本家時代

3月、『青空に泣く』(監督成瀬巳喜男)が公開。 8月、『輝け日本の女性』（監督野村浩将、潤色野田高梧）が公開。ロサンゼルス・オリンピックを舞台にした作品で、主演は田中絹代だった。

1933年 脚本家時代

10月、吉屋信子の小説映画化第三弾『女人哀楽』(監督佐々木恒次郎)が公開。 この頃、大森久が原六丁目八六三番地に引っ越す。