
蒲田脚本部

トーキー移行期におけるセリフ廻しの進化と脚本の課題
2015年10月17日 蒲田脚本部
トーキー黎明期(昭和4,5年頃)における水島あやめや脚本家たち、俳優たち、弁士や楽士たちの戸惑いや葛藤については、これまで何回か書いた。今回は、岩本憲児氏の「トーキー初期の表現」(講座日本映画3 トーキーの時代)をもとに […]

水島映画について五所平之助・清水宏・斎藤寅次郎が残した言葉
2015年10月12日 蒲田脚本部
五所平之助が監督した水島あやめの映画作品はつぎの三作である。 「母よ恋し」(6巻・母もの・大正15年5月23日公開) 「いとしの我子」(6巻・少女哀話・大正15年9月21日公開) 「神への道」(8巻・少女哀話・昭和3年6 […]

大坂志郎・笠智衆・小津安二郎のこと
2015年03月15日 蒲田脚本部
晩年に交流の深かった本多正氏について、水島あやめ(1903-1990)は、こんな手紙を書いている。 「…本多さんは、眉から眼のあたり、先ごろ亡くなった名脇役の大阪(坂)志郎さんに、似てますね。あの人は、私が蒲田へ居たころ […]

水島あやめの原作脚本映画
2015年03月14日 蒲田脚本部
水島あやめ(1903-1990)が原作または脚本(あるいは両方)を書いて製作公開された映画作品は、全部で31作。小笠原プロダクションで2作、特作映画社で1作、松竹蒲田撮影所で28作であった。これらのほかに、完成したものの […]