ゆく年・2013年~水島あやめ生誕110周年の年

2013年12月30日 近況

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2013年の今年は、水島あやめが1903年に生まれてから110周年の年に当たっていた。その年にブログをリニューアルして再開できたことはよかったと我ながら思っている。想えば、水島あやめの存在を知り調べ始めたのは1995年頃だったろうか。

1999年に「水島あやめ~その生涯と作品世界~」をまとめた。2003年には生誕100年記念事業を企画。活動弁士佐々木亜希子氏を招き、映画「明け行く空」の上映、現日本映画大学学長・佐藤忠男氏の記念講演、遺品展、パネル展を実施。500名以上の町民が集ってくださった。その時に「ちとせ輝く」と題して水島の業績をまとめさせていただいた。そして2004年、2005年と3年間にわたって顕彰事業を継続した。

その後2006年から07年には、月刊「シナリオ」に「水島あやめ伝」を連載(全16回)させていただく幸運を得て、映画脚本家時代の足跡の詳細をまとめることができた。さらに2007年から08年には、生誕地のローカル紙に「少女小説作家・水島あやめ」を連載(全33回)、作家時代の足跡をまとめた。こうして水島あやめ研究はライフワークとなり、今日に至っている。

2013年、水島の生誕110周年の年を再出発の起点とし、これまでの18年間の蓄積を礎に、本ブログを介して「水島あやめ」という女性について書いていこうと思っている。

2013.12.30

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