11/10~12の3日間、大田区立蒲田図書館で開催された「脚本家・小説家 水島あやめの蒲田時代」(資料・パネル展、講演、上映会)が終了しました。
ご来場くださった皆様、有難うございました。
蒲田の町は、水島が青春時代を過ごした第2のふるさと。
日本女子大学を卒業して蒲田撮影所脚本部に入り、撮影所で唯一人の女性脚本家として28本の原作または脚本が映画化、公開されました。
母もの・少女ものという女性映画の専門性を確立し、経済的な自立を果たした蒲田脚本部時代。
女性の社会進出は進んだものの、経済面確立にはまだ多くの困難が伴った昭和初期。
そんな水島の蒲田での20年間を紹介させていただきました。
講演では、蒲田脚本部の黄金時代と水島の活躍のようすと、小説家を目指した水島の少女期から壮年期について。
水島脚本「明け行く空」を初めて鑑賞された方からは、「古く感じない」「BSなどに取り上げてもらって、広く紹介したほうがいい」など前向きなご感想を頂きました。
今後とも、地道に紹介活動を積み重ねていきたいと思います。
企画と主催をしてくださった蒲田図書館様と、ご来場くださった皆様に、心から御礼申し上げます。
有難うございました。