★ご紹介★〔詳説〕第3弾「脚本家 水島あやめ 松竹蒲田脚本部の時代(その二)」◆五所平之助の「蒲田調」具現化と水島あやめの絶頂期◆

2024年05月02日 著書・寄稿詳説お知らせ

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詳説「脚本家水島あやめ」シリーズ第3弾として「松竹蒲田脚本部の時代(その二)」を発行しました。

水島あやめが活躍したのは松竹蒲田撮影所で「蒲田調」映画が一斉開花した時代でした。

本編では、その「蒲田調」とは如何なる映画で、どのようなプロセスで創造されたのか、そしてそのプロセスに、水島あやめの作品がどうのように関わっていたのかについて詳しくまとめました。

また、奇しくも水島の脚本家としての絶頂期は、この松竹蒲田映画の全盛期と時期が重なっています。同時期に公開された水島の作品の紹介や、人気女流脚本家水島あやめの実態を詳しく紹介しています。

掲載内容は、下記のとおりです。ぜひご一読いただければと思います。

なお、入手を希望される方は、「お問い合わせ」にご連絡ください。

 

目 次

はじめに

 第四章 五所平之助の「蒲田調」具現化と水島作品

第一節「蒲田調」とは

一、「蒲田調」の基本コンセプト

二、「蒲田調」の特徴

三、「蒲田調」創出に取り組んだ監督たち

第二節「蒲田調」映画が出来上るまで

一、「蒲田調」の生成過程~「点」と「線」と「面」の展開~

二、「蒲田調」完成に至る四つのステップ

三、城戸四郎と島津保次郎と五所平之助

第三節〔考察〕五所平之助の「蒲田調」具現化と水島作品

一、五所平之助作品の成長過程

二、五所平之助「自作を語る」(要約)

三、水島あやめ原作「お坊ちゃん」と五所平之助

四、「蒲田調」具現化における五所・水島コンビ作品の位置づけ

五、五所と水島のやり取りを想像する

六、城戸四郎にほめられる(認められる)ことの意味

第四節 五所平之助が育てた二人の女優

第五章 脚本家 水島あやめの絶頂期と作品のバリエーション

第一節 「蒲田調」の一斉開花と松竹蒲田映画の黄金時代

第二節 水島映画の絶頂期と作品のバリエーション

第三節 おもな作品の紹介

■少女もの「天使の罪」

■姉妹もの「鉄の処女」

■恋愛もの「空の彼方へ」

■夫婦もの「妻君廃業」

■児童もの「美しき朋輩たち」

作品紹介

第六章 憧れの脚本家 水島あやめの実像

第一節 急増する雑誌などの掲載記事

第二節 人気脚本家の苦労と脚本家志願者の甘い認識

エッセイ「脚本についての苦心」/モダンガールとママア様の弟子入り志願/原稿の送り付け/エッセイ/「仕事の苦しみ」と仕事観

第三節 母校に錦を飾る

長岡高等女学校/日本女子大学

第四節 蒲田脚本部の風景

一、脚本部のスケッチ

二、脚本会議

第五節 短編シナリオ「妻」のこと

第六節 経済的自立と母の介護

一、経済的自立=祖父宛ての手紙

二、母の介護と仕事の両立

 注記

 あとがき

20240502

 

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