2024年は、詳説「脚本家 水島あやめの脚本家時代 ～公開作品と出会った映画人たち～」の発行を中心に取り組みたい。
同冊子シリーズは、2019年に上梓した「水島あやめの生涯 日本初の女流脚本家・少女小説作家」を補遺するだけでなく、同著発行以降に新たに確認した資料等をもとに、水島あやめの脚本家時代を詳しく紹介。「公開作品と出会った映画人たち」としているが、水島の日常生活や日々の所感についても紹介しようと思っている。
昨年2023年には、2冊を発行した。
❶「小笠原プロダクション・特作映画社の時代」2023年5月27日発行…〈内容〉脚本家デビュー作「落葉の唄」、第2作「水兵の母」（以上小笠原プロ）、「極楽島の女王」「我は海の子」（以上特作映画社）について
❷「松竹蒲田脚本部の時代（その一）」2023年11月4日発行…〈内容〉城戸四郎による蒲田脚本部第１作「お坊ちゃん」製作の狙いと結果、水島あやめ育成のプロセスについて
そして、今年の発行予定は、以下のように予定している。
❸「松竹蒲田脚本部の時代（その二）」2024年5月末予定…〈内容〉五所平之助の「蒲田調」具現化と水島作品、水島あやめの絶頂期について
❹「松竹蒲田脚本部の時代（その三）」2024年11月頃予定…〈内容〉トーキー時代の水島あやめ他
20240126
