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【ご案内】10月13日 水島あやめ作「形見の繪姿」朗読会の開催 ➡ 終了しました。

今回、蒲田図書館において、小説家・水島あやめの小説作品の朗読会が企画されました。

水島あやめは、松竹キネマ蒲田撮影所で唯一の女性脚本家として昭和初期の女性たちの憧れの脚本家として活躍したことは、近年ようやく知られてきましたが、小説作品についてはまだ、ほとんど知られていないと思います。

今回朗読してもらう作品は、水島あやめが日本女子大学3年(大正12年5月。ペンネーム・高瀬千鳥)の時、雑誌「面白倶楽部」の懸賞に当選した歴史小説「形見の繪姿」です。

水島は少女の頃から小説家になることを夢見て、日本女子大学に進学し、創作活動に励んでいました。しかし、大正から昭和初期にかけてはまだ、文学(小説)や映画、演劇などは社会的評価が著しく低く、一女子大生の水島も退学の危険を感じながら書き上げた作品で、当時20歳だった若き女子大生の作品としては、たいへん面白い作品です。

この当選のあと関東大震災を被災し、映画脚本家への道を目指すことになりますが、この短編小説には脚本家・水島あやめの才能と可能性を観ることが出来ます。

是非とも、多くの皆さんに知って頂きたい小説の一作です。

20250901

 

【報告】

活動弁士の佐々木亜希子さんの染み入るような朗読に浸りながら、20歳の水島あやめの小説世界を堪能させていただきました。

その後、私から、この作品のモチーフになった浮世絵の歴史上の事件や、水島が執筆した大正12年当時の日本の芸術・文学界の状況、水島の描きたかったことなどについて解説させていただきました。

20251029

 

 

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