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※詳説・少女小説「乙女椿」ポプラ社・昭和24年発行

水島あやめの少女小説には、子どもたちに向けられた優しいまなざしが多く描かれています。

この「乙女椿」には、山間の小さな分教場でまなぶ子どもたちが、地域の格差を克服していく姿と、それを支えていく教師(訓導)一家を描いています。

水島は日本女子大学の師範家政科を出て、映画脚本と小説家として活躍しました。

脚本家としての願いも、よき「児童映画」を作ることでした。

そんな水島の世界が伺える作品です。

「雪国新聞」令和5年5月5日号に掲載。

20230517

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