9月18日、水島あやめ脚本「明け行く空」の上映会は、「第8回蒲田映画祭」のオープニング・イベントとして、盛況のうちに開催されました。
コロナ禍のなかではありましたが、定員を超える申込みをいただき、感謝でした。
来場してくださった皆様、ほんとうに有難うございました。
紹介動画「水島あやめ物語」、サイレント映画「明け行く空」上映、解説の三部構成。
紹介動画と映画上映は、弁士佐々木亜希子さんのナレーション、活弁と、ピアニスト永田雅代さんの演奏で公演。
ご来場の皆様に、昭和初期の雰囲気を映画と活弁で堪能していただくことができました。
水島あやめは、大正14年から昭和10年まで、蒲田脚本部でただ一人の女性脚本家として活躍、28本の原作・脚本を書いて公開されました(生涯では32本)。
「明け行く空」は、脚本家として絶頂期の作品で、新派調の母もの映画に、「喜劇王」斎藤寅次郎監督のギャグや追っかけシーンが盛り込まれ、年齢性別を問わず楽しめる映画。
佐々木さんの活弁と永田さんの演奏に、皆さんは見入り、聴き入って、60分の上映時間は、瞬く間に終了しました。
ご来場の皆様からのアンケートに、
・会全体が素晴らしかった。
・弁士とピアノ演奏のアンサンブルが素晴らしい。生演奏と語りが素晴らしい。
・有意義な時間を過ごせた。感動した。
・映画、弁士、解説すべてが素晴らしい。
・超良かった!
・蒲田撮影所のことをよく知ることが出来た。
・映画の原点、映画の楽しさを味わえた。
・現在にも通じる斬新な作品に驚き、上映後の解説を聞いてなるほどと思った。
・水島あやめのことが良く分かった。
そのほか、会の運営、開催に対する感謝の声として、
・コロナ禍への適切な対処。
・配布資料が嬉しかった。
など、数々の嬉しいお声を頂きました。感謝です!
映画祭は10月18日まで、魅力的なプログラムが組まれています。
松竹蒲田撮影所開設100周年の記念すべき映画祭。
どうぞお楽しみください。