4月2、「少年文学作家画家協会」(会長加藤武雄、幹事長池田宣政)が発足。水島は劇映画部委員として参加する。
5月、『少女倶楽部』に、名婦物語の第一弾「吉田松陰の母」が掲載される。
以後、昭和16年までに、「奥村五百子」「乃木静子」「勤王の母 松尾多勢子」「井上伝女」「戦場に摘む嫁菜」(谷干城の妻)、「ナポレオンの妻」が掲載される。
7月、初めての単行本『小公女』(バーネット作)が、講談社より刊行される。
※9月、ヨーロッパでナチス・ドイツがポーランドに侵攻。第二次世界大戦の火蓋が切られる。