昭和11年(1936)〔33歳〕

1936年 小説家時代

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この年から、雑誌『少女倶楽部』が主な作品の発表舞台になる。

1月、『少女倶楽部』新年号(講談社)から、写真物語「愛の翼」の連載がスタート(全6回)。

3月、『小公子』(バーネット原作)が『少女倶楽部』の付録本になる。

4月、水島脚本映画『雪晴れ』(電通活動写真部)が学校巡回を開始する。

7月、『春日局』が、『少女倶楽部』七月号の付録本となる。
※この小説は、昭和63年に「春日局」がNHK大河ドラマに決定したときに『別冊歴史読本』で復刻された。

10月、少女小説「母の面影」が『少女倶楽部』(十月号)に掲載。
同号には、吉屋信子も「毬子」を連載しており、水島あやめは、少女小説作家として、少女時代の憧れの存在、吉屋信子と同じ舞台に立つ。

11月、『小公女』(バーネット原作)が『少女倶楽部』十一月号の付録本となる。

同月22日、児童文学者S氏(23歳)と結婚。

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