2025年12月7日、新潟・市民映画館鑑賞会(連絡先TEL025-243-5530)より、シネ・ウインド40周年記念「みる かたる つくる にいがた映画130年史」が発行されました。
新潟県の映画に関する歴史・できごと・映画人・映画作品・出演者・各種エピソード等々を網羅。B5版・475頁。写真・グラビア・ポスターなどを加えれば、ほぼ500頁の超大作。新潟県の映画史の、まさに決定版、完全版といえます。おそらく、これほどの徹底した地域映画史を刊行している県市町村・地域・グループは、ほとんどないのではないでしょうか。
映画を研究されている方、映画愛好家の方にとって、かつて観た映画を思い起こしながら、また、これから観る映画の予習として、頁をめくる楽しみが増えたように思います。かくいう私にとって、知らなかったことがふんだんに載っており、折にふれて読み、知識を蓄えていきたいと思いました。水島が脚本家の道を歩むようになった原体験に、少女期の映画(活動写真)との出会いがあったわけですが、その時代の新潟県のようすを知ることができて有難いです。
そして、「水島あやめ~日本の女性脚本家のルーツ~」という私の拙文も掲載していただきました。水島の日本映画史における位置づけや、水島映画の特長、水島の少女時代の映画との出会いや、蒲田撮影所時代にともに映画つくりに励んだ新潟県出身の映画人などについて書かせていただきました。映画ファンの皆様に広く紹介する機会をお与えいただいたこと、まことに感謝です。ご関心のある方には、ぜひ一度お手に取っていただければ嬉しいです。
また、2007年に同鑑賞会が編纂した「街の記憶 劇場のあかり」には、新潟県の映画館と観客の歴史について詳しくまとめられています。併せて紹介します。

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