一昨日4月21日(火)、「東京の女」(監督小津安二郎・主演岡田嘉子・松竹蒲田・昭和8年)と「東京行進曲」(監督溝口健二・主演夏川静江・日活・昭和4年)のサイレント2本立てを鑑賞してきた。会場は新宿シネマート。弁士佐々木亜希子氏の活弁も、前説・後説も、すばらしく堪能させていただいた。この感想は、いずれ書いてみたい。
ところで、次回5月19日(火)の上演作が、水島あやめ脚本作品「明け行く空」(昭和4年)。
水島あやめが26歳のときの作品で、奇跡的にもフィルムがほぼ完全な状態で残っている。もう一本が「子宝騒動」(昭和10年)で、いずれも喜劇王・斎藤寅次郎の監督作品である。
弁士は7色の声を持つ佐々木亜希子女史、そして音楽は永田雅代氏。
上演は13:00~と、19:00~の2回。
会場の新宿シネマートは、新宿東口、伊勢丹と道路を挟んだところで、会社帰りでも立ち寄りやすい。
お時間のある方は、ぜひご鑑賞をお勧めします。
2015/4/23
no.311